『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』残りの人生の使い方とは

定年前後の皆さん、こんにちは。
皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。
今回、杉山由美子さんの著書『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』を読みました。
30名の方から定年後の仕事について聞き取りされたもので、自分で仕事を創った人、地域や介護を必要とする人のため、子供のために働く人などいろいろです。
この中で私が一番強く共感したのは、情報システム会社から56歳で早期退職し、介護タクシーを始めた荒木正人さんです。
もともと運転が大好きだった
荒木さんは、もともと車の運転が大好きで、情報システム会社に勤めているときでも、休日になると子供を連れていろいろな所にドライブしたそうです。
運転すること自体が好きであり、それはまさに「趣味」。
つまり、荒木さんは新しい人生で「趣味」を「仕事」にすることができたのです。
自分が本当に好きなことを仕事に出来るのは、本当に幸せなことだと思います。
私も車の運転が大好きなので、とてもうらやましい限りです。
いまが人生の本番
荒木さんは会社勤めをしながら、50歳で「定年後」を意識します。
退職後はちがう仕事をしたいなぁと漠然と考えていたころ、介護タクシーというものを知りました。
この仕事は自分に向いているかもしれない考え、情報システム会社でのシステム構築を通じて、介護保険についての知識を習得します。
荒木さんの言葉です。
いまが人生の本番。これまでの会社勤めは準備期間だったのですね。会社勤めのときも誠実に仕事してましたが、SEとしてパソコンを操る仕事より、人と対面で仕事するほうが合っていたんでしょうね。
50代という元気なうちに、いつかは自分が好きなことをやりたいと考えていれば、会社勤めも「準備期間」に出来るのですね。
まとめ
荒木さん以外の方の経験を読んでも、ほとんどの人が今の会社に勤めているうちに新しい目標を定めています。
そして、その目標に向けた資格取得などの準備を退職前に始めているようです。
この本では、30名の方の30種類の仕事が紹介されていますが、自分の好きなことで新しい仕事を始める人がどんどん増えれば、今までにない新しい仕事も創られていくのでしょう。
自分自身も大好きなことで、新しい仕事を創りたいと強く思いました。
皆さんも早期退職に向けて、自分の好きなことは何か、どんな仕事を創りたいか考えてみませんか?