早期退職せず今の生活を続けると、とっても後悔する大事なこととは?

2018-06-27

夕暮れ時の土手を歩く犬を連れた家族

定年前後の皆さん、こんにちは。

皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。

会社勤めの良いところは「安定」にあると思います。

仕事はある程度計画的に進めることができますし、毎月ほぼ一定の収入を手に入れることができます。

しかし、勤務についても「安定」を求められますので、一般的には月曜日から金曜日、または土曜日まで決まった時刻に出社して、最低でも定時までの仕事を行う必要があります。

また、繁忙期になると休日出勤なども増えてきますよね。

会社が決めたルールや要求に誠実に対応することは、サラリーマンとしてとても大事なことです。

しかし、そのために、親や家族、地域の人々との交流を犠牲にしていませんか?

せっかくのチャンスを逃していませんか?

親孝行したいときには親はなし

親父もお袋も、私の仕事中に病院から電話があり、駆け付けた時には二人とも息を引き取っていました。

「親孝行したいときには親はなし」まさに、その通りになってしまいました。

ことわざとして若いころからよく聞いていましたが、なんとなく聞き流して、何も行動できずに終わったわけです。

会社を辞めていたら状況が変わったのかは判りませんが、日々の忙しい仕事で100%の時間を費やしていたことは事実です。

会社で忙しい仕事をしているのだから親に会えなくても仕方ない、と自分で言い訳を作っていたような気がします。

もし、自分で仕事をコントロールできる立場にいて、ほんの少しだけ気持ちに余裕があれば、両親に対して少しは親孝行できたかも知れません。

家族旅行ができるのはいつまで?

子供が小さい間は、お父さんの都合で家族旅行を決められたかも知れません。

「今度の土日は休めるから旅行に行こう!」と誘えば、喜んでくれたことでしょう。

しかし、子供もだんだん大きくなると、自分たちの「都合」ができますので、なかなか付き合ってくれなくなりますよね。

たまたま、お父さんが長期休暇をとれたにしても、子供の都合が悪ければ長い旅行になんて行けないでしょう。

やはり、家族で長い旅行をしようと思ったら、子供の都合に合わせられることが重要になってきます。

たとえば、子供の就職が決まって、来年の4月までは余裕があるとなれば、家族で海外旅行や日本一周なんてことも可能でしょう。

そのタイミングに合わせて、会社から長期休暇をとることができますか?

まとめ

私は犬と一緒に暮らしています。

ビーグル犬の女の子で、今年10歳になりました。

私たち夫婦には子供がいませんので、ペットというよりは、彼女を一人娘として可愛がっているつもりです。

小型、中型犬の場合、5~6倍した年齢が人間の歳に近いといわれています。10歳なので、まさに私と同年代です。

しかし、5~6倍のスピードで老いていきますので、いつまでも元気に走り回ることは難しいでしょう。

そんな彼女を車に乗せて、九州から北海道まで旅行するのが私たち夫婦の夢でした。まさに長期間の家族旅行です。

彼女が元気なうちに実現したいと強く考えていた昨年、ちょうど私は55歳という節目を迎えることになったのです。

これからの会社勤めをどうしようと、ずっと悩んでいましたが、あっさり、本当にあっさりと早期退職の決断をすることができました。

今10才の彼女が、何才まで元気で、そして何才まで生きてくれるか判りませんが、5年後の私の60歳の定年を待っていたのでは、後悔するかも知れないと思ったのです。

病気でもしていれば、車で長時間旅行するなんて難しいでしょう。

3月末に会社を辞めて、5月後半から6月前半までの19日間をかけて、九州から北海道まで車で旅行に行きました。

当然、車の中も、フェリーの中も、宿泊施設も彼女と一緒に過ごしました。最高に素晴らしい旅になりました。

私たち夫婦の夢は叶いました。この決断を後悔することは決してないでしょう。

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