まさかの参院定数6増改正案成立!?寝言は寝て言え、国会議員!

定年前後の皆さん、こんにちは。
皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。
少し前になりますが、耳を疑うようなニュースが流れてきました。
参議院選挙の1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした、自民党の改正公職選挙法が衆議院本会議で可決、成立したそうです。参議院の定数が増えるのは昭和45年の法改正以来で、次の参議院選挙から適用されるとのこと。
まだ、私が子供だった頃、ふざけたことを言うと、死んだ親父から「寝言は寝て言え!」と叱られました。
今回の改正公職選挙法に賛成した、自民党、公明党の「先生方」に、声を大にして言いたい。マジで、「寝言は寝て言え!」
1票の格差が法律違反だという理由で、今回の改正は実施されたのでしょうが、そもそも、格差うんぬん言う前に、国会議員の数、多すぎでしょ!
国会議員のうち何人が本当に必要な人?
現行の参議院議員選挙制度では、選挙区選挙が定数146人、比例代表選挙が定数96人で、合計242人の定数となっています。ちなみに、衆議院はもっと多くて、定数465人です。内訳は選挙区選挙289人、比例代表選挙176人。
242人と、465人ですよ。すごい数だと思いませんか。当然ですが、8割くらいは無駄な人たちでしょう。80:20の法則とか言いますが、全体の成果を生み出すために、本当に役立っているのは、2割のモノ(人、商品・・・)ですもんね。
実際、テレビで国会や委員会の様子などを見ても、党が決めたこと、派閥のボスが決めたことに、ただただ「賛成!」って言ってるだけの議員が、うじゃうじゃ居ます。自分で考えることができない人は、国会に必要ありません。
とりあえず、80:20の法則を素直を信じて、参議院は定数48人、衆議院は定数93人で、再スタートしてはどうでしょうか?
選挙区選挙って、なんだか変じゃないですか?
国のことを決める国会議員なのに、まるで町長を決めるような、選挙区選挙で、多くの人が選ばれています。
なぜか「町のために頑張ります!」という立候補者に、「おらが町の先生!」と有難がって、投票してしまう住民。全国的に「犯罪者」と思われている立候補者が、おらが町では当選してしまう、そんなことが現実に、何度も起きています。投票する国民には、選ぶという大きな責任があるのです。
もう、こんな選挙区選挙は辞めましょう。
昔に戻って、選挙区を区分せず、全国を一選挙区とする、全国区制にすれば良いのです。そうすれば、1票の格差なんて問題もありません。
その代わり、投票する国民の責任は、今よりも更に重いものになります。アイドルタレントや芸能人のような、有名人だから投票するとか、そんな安易な選択は許されません。すべての立候補者の選挙公約をしっかり読み、本当に日本の未来に役立つと思われる人間だけを、選ぶ必要があります。
そう考えたら、参議院定数48人、衆議院定数93人に減らしても、まだまだ多いかも知れませんね。
まとめ
日本は参議院、衆議院の二院制です。
参議院のホームページを見ると、二院制について、以下の説明がありました。
各議院はそれぞれ独立して意思決定を行い、両議院の意思が一致することによって国会の意思が成立します。二院制の利点として、国民の間の多様な意見と利益をできるだけ広く反映させることができること、慎重に審議できること、一方の行き過ぎを抑制し、不十分なところを補うことができることなどが挙げられています。
短い文章なので、何度も読み直しましたが、「二院制の利点」って、まったく活かされていないことは、とてもよく理解できました。
そもそも、「・・・ことなどが挙げられています。」って、まるで他人事ですね。他の国の二院制に関する説明でしょうか。
参議院を定数48人、衆議院を定数93人に減らすべきと提案しましたが、そもそも、参議院は不要ですね。
もう、これ以上、国会議員の「寝言」を聞いているわけにはいきません。私たちは、真剣に考え、投票しましょう。そして、国民の声を上げましょう。