複雑で面倒な消費増税対策は引っ込めて、先に無駄な国会議員を減らすべき!

定年前後の皆さん、こんにちは。
皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。
10月に消費税率が10%へ引き上げられますね。
少子高齢化で働く世代が減り、高齢者が増えるわけですから、社会保障費が増えることは当然で、消費税率引き上げにも反対する気持ちはありません。
しかし、最近政府が出してきた消費増税対策にはあきれ果てました。
全部で9項目あるようですが、特に次の4つは酷すぎます。
- プレミアム付き商品券の発行
- キャッシュレス決済時のポイント還元
- 個人番号カードへのプレミアムポイント
- 飲食料品などへの軽減税率制度
ポイントだ、プレミアムだと幼児がままごとで考えるような発想。軽減税率も、同じ食料品でも持ち帰りと店内で食べた場合で、消費税率が異なるという意味不明な話。
いったい誰が考えているのでしょう。
今はすべてコンピュータシステムで制御されているから、何を言っても簡単に対応できると考えているのでしょうか。
そもそも、こんなに沢山の対策を出さないと消費税率引き上げができないくらい、後ろめたい気持ちなのかも知れません。
10月の混乱が恐ろしくなります。
安倍首相にも後ろめたい気持ちがあったのか?
辺野古埋立てを再開する安倍首相には「後ろめたいという感情」があるとは思えません。
沖縄県の民意が示されても、それを無視して辺野古移設を進められるのですから、消費税率引き上げなんて無条件に進めるものと思いきや、なぜか消費増税対策のオンパレードです。
これは、後ろめたい気持ちでしょうか?
いいえ、そんなわけありません。全国民の前で「沖縄に寄り添う」なんて大嘘を言える安倍首相です。すべて自分の「損得勘定」で動いていると考えるべきでしょう。
消費税率変更の前後で、駆け込み消費と消費冷え込みが起きることを防ぐなんて説明もありますが、引き上げされる2%を超えた対応はただのバラマキです。
沖縄基地問題は「米国に従い」辺野古移設一辺倒で行く、しかし消費増税は「世論(選挙)を気にして」バラマキを行う。
まさに自分勝手な行動としか思えません。
来年は元号変更もあり、システム改修が大変
5月には、元号が「平成」から新元号に変更されます。
これに伴い、帳票などに和暦を使用しているすべてのコンピュータシステムでは、業務に影響を及ぼすことなく一斉に新元号へ対応することが求められます。
私は「昭和」から「平成」への変更対応を経験しましたが、これがなかなか大変。
内部的にはほとんど西暦で処理していても、請求書などの帳票類は和暦を使い続けていることが多く、変更する対象はものすごい数です。
この対応だけでも、多くの企業ではシステム改修が発生。そこに意味不明な消費増税対策まで入ってくると、パンクしてしまうのではないでしょうか。
元号変更が5月、消費税率変更が10月。
こんな短い期間に、焦って大きなシステム改修を行えば、ミスや対応漏れも発生するでしょう。
正しく対応されていても、消費増税対策での適用税率、ポイントなどは現場の混乱を招きそうなのに、そこにシステムの不具合が重なると。
混乱が起きることは明らかですよね。
まとめ
安倍首相に提案です。
もし国民感情を気にして、さまざまな消費増税対策を出しているのであれば、もっとシンプルに国民へ「節約」を示しませんか?
ずっと言われ続けていることですが、日本の国会議員は多すぎます。多いだけでなく、無能な人が多いことも、今回の大臣などを見れば明らか。
人口3.257億の米国で、連邦議会における議員定数は、上院が100議席、下院が435議席。
それに対し、人口は米国の39%である1.268億の日本で、国会における議員定数は、参議院が248議席、衆議院が465議席!どう見ても多すぎです。
本当に自分の頭で考え、自分の意見を言える人間だけ残し、あとはクビにしましょう。
自民党から率先して無能な議員を削減すれば、多くの国民が「まさに身を切る改革だ!」と納得するでしょう。
消費税率引き上げという負担を強いられても、国民は耐えて、頑張るのではないでしょうか。
アホな消費増税対策は、すぐに引っ込めることを強く、強く希望します。