COACHじゃなくて高知の財布が人気。早期退職し地方で起業する方法は?

2018-09-05

「高知」の財布

定年前後の皆さん、こんにちは。

皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。

最近「コーチの財布」が人気になっていること、ご存知でしょうか。

「COACHのバッグや革小物は、ずっと前から人気でしょ」と思った方、アメリカのブランドの「COACH」ではないのです。

実は、高知県発のブランドで、長財布の一面を「高知」という漢字が、覆い尽くしています。

洒落が効いていて、なかなか素敵ですよね。

「高知」というブランドは、高知市在住の方が、個人で立ち上げたものです。財布だけでなく、Tシャツや靴、それに腕時計などのデザインも手掛けています。

販売当初は、売れ行きが低迷していたそうですが、ある売れっ子芸人が、「COACHや思ったら高知やった」とツイッターでつぶやくと、一気に人気商品に。

現在は「完売」状態で、今後、順次発送予定とのこと。

高知県という地方にいても、個人であっても、全国に情報を発信し、ビジネスを創ることができるのです。

篠山市では古くからの名産品を使った新しい商品が

兵庫県篠山市で、名産の最高級黒大豆「丹波黒」を使ったアイデア商品が、次々と生み出されています。

仕掛け人は、島根県益田市出身の59歳の男性です。

25歳の時に、旅行で初めて篠山を訪れ、古風な雰囲気が残る街並みが気に入りました。同時に、当時から観光で有名だった津和野と同じ匂いを、篠山でも感じたのです。

篠山産のお土産は、まだ少なかったことから「未開拓で、チャンスだ」と考え、29歳の時に篠山へ移住しました。

33歳で独立し、真空パックに入れた煮豆の販売を開始。その後、グラッセや食パン、黒豆あんこなど次々とヒット商品を開発していったのです。

黒大豆自体は、古くから栽培をされていましたが、地元の人は、商品としての価値を、生み出すことが出来ませんでした。

地元の人が思いつかなかった、名産品を使った商品開発を、移住してきた人間が成功させたのです。

移住することで、新しいアイデアが

以前の記事にも書きましたが、その土地では「当たり前」のものでも、外の人から見れば、とても魅力的に見えることがあります。

また、ちょっと視点を変えることで、新たなビジネスになることも。

「高知の財布」は、高知県出身者が創り出しましたが、お洒落なアイデアがひらめけば、他県から移住して、その土地をアピールすることも出来るでしょう。

私が住む福岡県の田舎町にも、都会や、海外からの移住者がいて、田舎町の食材や、自然を活かしたビジネスを展開しています。

「あの町だったら、こんな商品があれば売れるのに」とアイデアが浮かんだら、それはチャンスかも知れません。

まとめ

休日や夜寝る前の時間に、起業するアイデアを練ることは、とても楽しい作業です。

本当に移住するのなら、現地に行って下調べするのは必須ですが、情報を得るだけなら、インターネットを使うことでも可能です。

行ったこともない地方の町で、その土地の食材、名産品を使って、商品開発を行う。

地方創生、地域活性化の流れで、多くの地方では、移住者を受け入れる準備が、とても活発になっています。

良いアイデアが浮かんだら、今の会社を早期退職して、移住と起業を、同時にやってみませんか?

住む場所が変わることで、気持ちも新たに挑戦できると思います。

リストラ、人員削減、早期退職に不安を抱いている方はこちらの記事をご覧ください。