『日曜日のハローワーク』今日は残りの人生の最初の日。早期退職する日かも

2018-06-25

未来を見つめてキラキラ光る子供の瞳

定年前後の皆さん、こんにちは。

皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。

今回、小田豊二さんの著書『日曜日のハローワーク』を読みました。

「本当にやりたいこと」を見つける方法はいろいろとあります。13種類の仕事、そしてそれに出会った人々へのインタビュー内容が記されています。

その中から特に印象に残った二人について紹介しますね。

パフォーマーしほちゃん

大道芸コンテストなどでパフォーマーとしての経験を重ねつつ、バルーンコスチュームやバルーンアート制作などのバルーンアーティストとして活躍されている野地志保さん。

音大で「リトミック」という音楽による教育方法を学び、卒業後は保育園でリトミックを実践されたそうです。

ここまでは、ごく普通の展開ですが、野地さんはこのあとが違います。

自分の生徒たちを喜ばせたいと風船で動物を作り、もっと喜ばせようと大道芸のサークルに入る。

ジャグリングなどは難しいのですが、「これが出来たら、もっと子供たちは喜ぶぞ!」という想いだけで練習し、ついにパフォーマーとしてプロになったのです。

初めからプロになって収入を得ようと考えたのではなく、人が喜んでくれることが嬉しくて続けた結果、プロになれたわけです。

野地さんの言葉が素敵です。

だれでも、子供の時、好きだったけど、やめちゃったとかいうようなものがあるでしょ。もし、あったら、とりあえず、もう一度、はじめからやってみることでしょうね。先のことなんか、考えずに、おもしろいと思ったことをどんどんやってみればいいんですよ。

大人になってからだって、いいじゃないですか。とにかく、そのことを極めるつもりで真剣にやっているうちに、いろいろな人との出会いも生まれてくるし、残りの人生に何か楽しいことが見えてきますよ、きっと。

アイスマン福留

コンビニアイス評論家として活躍している福留洋之さん。

工業高校を卒業後、数えきれないほどの仕事を経験しますが、なかなか上手くいきません。

そこで、ハッと気がついたそうです。

バカは、普通のことをやっていたって成功しない。バカはバカなことをするべきだ。

金儲けを目的にするのではなく、どうしたら成功するかを考えるのでもなく、自分が本当にやりたい、自分しかできないことを真剣に考えるのだ。

そして突然、「日本初のコンビニアイス評論家」を自ら名乗ったのです。

その時点では特に秀でた知識は無かったにもかかわらず、先に宣言して、その責任を埋めるためにあとから一生懸命勉強し、今では「本当の」コンビニアイス評論家です。

まとめ

お二人に共通していることは、自分が興味があり、好きなことに100%没頭し夢中になれれば、それは「生涯の仕事」に出来るということです。

皆さんは、今の会社でそんな仕事が出来ていますか?

何もかも忘れて、大好きなことに没頭するということを、残念ながら私はサラリーマン生活で経験できませんでした。

サラリーマンを続けながら、好きな趣味に没頭すれば?とも考えましたが、サラリーマンにとっての「会社の仕事」は大きすぎて、難しいですね。

しかし、まだあきらめることはありません。

チャールズ・ディードリッヒの言葉です。

今日という日は、残りの人生の最初の日だ

さぁ、今日から私と一緒に新しい目標を探してみませんか?

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