『51才から始める定年後夫婦円満の生き方』やり甲斐が一番大事!

定年前後の皆さん、こんにちは。
皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。
今回、日向野利治さんの著書『51才から始める定年後夫婦円満の生き方』を読みました。
この本には、夫婦が仲良く過ごすための提案が、91話収められています。
一つの話は見開きの1ページですので、91話といっても、短い時間で読み終えられます。
日向野さんは、61歳の時に奥さんを亡くされ、その後、再婚、離婚、再々婚を経験されていますので、短いながらも、経験に基づく提案ばかりです。
とにかく、定年後、「毎日ふたりで居る」という生活は、ありえないとのこと。
やっと定年を迎えても、やはり男性は、外に出なきゃいけないのでしょうか。
奥さんへの感謝の気持ちを「言葉」で伝えましょう
以前の記事でも、お互いに理解して、定年後、上手く暮らしていくには、とにかく奥さんとの会話が大切、ということを書きました。
この本でも、男と女は「違う生物」であり、それを男性がきちんと理解して、奥さんへの感謝の気持ちを、言葉に出さなければいけないと述べられています。
「黙っていても気持ちは伝わるはず」というのは、完全に男の思い込みで、口に出さなければ伝わらない。
何年も「夫婦」でいたはずなのに、なんだか寂しい話ですが、これが真実みたいです。
当然ですが、感謝の気持ちだけでなく、家事を分担するなど、「行動」も必要でしょう。
定年のタイミングが一番の赤信号!
定年を迎えた本人は、毎朝同じ時刻に出社するという「習慣」が無くなり、今までの規則正しい生活に変化が生じます。
動かなくなり、太ることもあるでしょうし、やりたいことがないと、精神的にも落ち込んでくるでしょう。
これは、奥さん側から見ても同じことで、毎朝ご主人を送った後は、奥さんの生活のリズム、習慣があったわけです。
しかし、定年で、夫がいつも在宅していると、そのリズムは狂い、ストレスを感じ、最悪の場合は体調不良に。
つまり、定年というものは、夫も、妻も、精神的な問題を抱えたり、体調不良になりやすい、危険なタイミングといえるでしょう。
まとめ
家にいるときは、奥さんとの会話を意識し、感謝の言葉を伝え、家のことで出来ることは、積極的に分担しましょう。
しかし、それよりも大事なことは、やはり、自分が本当にやりたいことを見つけ、それに没頭する時間を作ることだと思います。
やりたいことをすれば、上手くいった時、失敗した時に、そのことを奥さんに話し、自然に会話が増えます。
また、やりたいことをする中で、外出する機会も増えるでしょう。
家の中で「会話、感謝」と考え過ぎると、それは奥さんにも伝わり、結局うまくいきません。
お互いが、本当にやりたいことを見つけて、自然に一緒に暮らせれば、幸せですよね。
二人で同じ目標を持てれば、もっと幸せかも知れません。