人生100年時代!?心身共に健全に生きるには、どうすれば良いの?

定年前後の皆さん、こんにちは。
皆さんが抱える悩みや気になることを、私と一緒に解決していきましょう。
最近巷には「人生100年時代」という言葉が溢れていますね。 今年だけでも、たくさんの「100年」本が出版されています。
京都大学の本庶佑特別教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
本庶教授の研究成果である「免疫療法」への関心も高まり、この研究をもとに開発された薬「オプジーボ」が、ガンに対する万能薬のように注目されています。
実際は、すべての人に効果があるわけではなく、ガンの種類も限られていますが、条件が合えば本当にガンが消えることも。
2017年の日本人死亡原因トップは、悪性新生物、つまりガンです。男女ともに一番多く、特に男性の場合は3割を超えています。
そのガンが治る病気、完治しないまでも、薬で重症化を抑えられる病気になれば、今後ますます寿命が延びます。
本当に、100歳まで生きるとしたら、どう生きるのが幸せなのでしょう。
「健康」に生きるということ
厚生労働省が発表した男性の「健康寿命」は72歳です。
これは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されるもので、この年齢を過ぎると、何らか健康上の問題を抱えているわけです。
問題の内容にもよりますが、介護を受けたり、寝たきりになっていては、その後の人生が長いほど辛いかも知れません。
まず、肉体的に元気に生きることが必要。そのためには、自分の足で歩くことです。
これは、どんな本を読んでも書かれてますし、私の近所の方々を見ても、毎日ウォーキングしている人は、本当に若々しく元気。間違いなく効果があると思います。
そして、心の健康維持も大切ですよね。
65歳以上の高齢者の認知症患者数は、2025年には約700万人(5人に1人)になると見込まれています。
たとえ肉体的に元気でも、認知症になると、自分の周りの人も含めて、幸せに生きることが難しいかも知れません。
歳をとっても、好奇心を持って、新しいことにチャレンジすることも必要です。
心身ともに健全でいたいですね。
心身ともに健全な状態を保つには?
体も心も元気、健全な状態を保つには、どうすれば良いと思いますか?
いろいろな本を読み、自分でも考えてみましたが、結局「ずっと現役でいること」に尽きると判りました。
引退、リタイア、定年退職、いろいろと第一線を退く言葉はありますが、隠居してはいけない、暇でいては駄目なのです。
サラリーマン生活を一旦終えて、少しのんびりすることは大事です。
これからの長い人生に向けて、準備する時間も必要。
しかし、一日中テレビを見るだけの生活を続けていては、間違いなく足腰は弱り、頭は考えることをやめて、認知症に近づくでしょう。
やはり人間は、やるべきことを作らなければなりません。
それを実現するために、新しいことにもチャレンジして、頭を使い、体も動かせば、心身ともに健全な状態を維持できるはずです。
ただし、現役時代のようにフル回転する必要はありません。
引退、リタイア、定年退職後は、マイペースでいることも、とても重要なことです。
まとめ
会社を辞める前、退職したら何も考えずに一日中ぼぉーっとしていたい、と私は夢みていました。
毎朝通勤して、職場では嫌な思いもして、毎晩遅くまで働く。そんな生活を抜け出して、のんびりしたいなぁと。
しかし実際は、そんな生活を人間はずっと続けることができません。
やるべきこと、目標を持たないと、心も体も弱ってしまうのです。
「一生続けられる本当にやりたいこと」を見つけ、心身ともに健全な状態を保ちましょう。
それができれば、80歳になっても、もしかしたら100歳まで生きても、何も怖いことはないですね。